我が家で昔使っていたroomba530がある。これは現在では祖父の家で長らく使われていたが最近調子が悪いらしい。渡されたので見てみるとどうやらタッチバンパーの奥にある赤外線センサーがタッチバンパーの傷が多すぎて壁の認識が出来ていないようだった。
そこでroombaを分解して磨いて組み立てようと思った話です。
※これは分解をするのでメーカーの保証対象外の事です。あなたに何かあっても僕は一切責任を負いません。*1
とりあえず分解
iFixitなんかが参考になるけど、一応写真も貼る。
ルンバをひっくり返してバンパー下のネジ(12個)を外す。
そうするとバンパーの下の部分が取れるので取る。
ルンバを普段通りに置いてバンパーを上に上げるとバンパーが外れる。この時、ホームベースやリモコンからの信号を受信する赤外線センサー(バンパーの出っ張り部分)から伸びている線を切らないようにする。
バンパーの線
溝から線を通してバンパーを外す
天板を外したところ
更にネジを外す
ネジを外した後にプラスチック部分が外れる(CLEANボタンとか)
赤外線センサーの線は横向き(ルンバの進行方向)へ向かって引くと取れるようになっている。ので取る。
とれた
内側を不要な布とかで拭いておく
取れたバンパーがこれ。
車のバンパーを彷彿させる。昔あったランサーを思い出した。
耐水ペーパーで削る(削った後の写真)
本来黒い部分には光沢があるが、このルンバはもう古くて傷だらけだったので白いプラスチック部分も耐水ペーパーで処理をした。
左の処理後と右の処理前
右側の方が少し黄ばんでいる。
処理が終わったらコンパウンドで磨く
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これを使った。
布に適量取ってひたすら擦るだけ。
組み立ては上記の逆の順序で行うだけ。ここでも溝に線を通す時に切らないように。
蘇ったルンバ。2010年製だが、まだまだ働いてくれそう。
コンパウンド使うだけで昔のような美しさを取り戻せたので良かった。掃除機なので汚れてしまうのは仕方のない事だけど、外見くらいは取り繕い続けたい。
今回530でやってみたが、僕の部屋の780も天板が傷だらけなのでコンパウンドを使ってみようと思う。こちらは分解したことが無いので、どこまでできるか分からないけど。
(最近やたらとroombaネタが続いているのでそろそろ別のことも書こう。)
*1:もう5年保証入ってても切れてる時期だとは思うけど。