レポート作成環境を考え(そして整え)る。

2年次になり,大学の講義でレポート課題を出されることが今まで以上に増えてきた.
今年度から id:eraiza2580Windowsのサポートを終了し,Linux(Ubuntu)の恩恵を受けながら受講している.
その為,出来ることならレポート作成もWordを使わずに終えたい.
そこで,レポート作成から印刷して提出するまでの工程を今考えられる限り多分ベストな方法でやっていくまでを模索したので書く.

環境

マシン OS 用途 備考
T552 Ubuntu16.04 母艦 基本的にUbuntu.
講義内容によってOSをWindowsに換装する
T552 Windows10 母艦 講義で使うソフトウェアがWindowsにしか対応していない物がある為,ソレだけのためにOSを換装
C100PA ChromeOS サブ機 Chromebook.
物理的に軽いので,最近ではほぼ常用
プリンターと直接繋いで印刷することが出来ない


ソフトウェア名称 用途 備考
Atom エディタ LaTexMarkdownはこれで書く
haroopad エディタ Markdown専用
対応OSが多い
cloud9IDE エディタ Chromebookで書く際はこれ
Git バージョン管理
Gitlab CI Gitホスティング 自宅に建ててある.
VPS借りてもよい.
レポート用のリポジトリを予め作成しておく.
Pandoc ファイル変換 CUI上で文書ファイルの変換をさせる

要求

  • 大学回線にはProxy規制があるので,極力Webアプリは使いたくない.
  • 持ち歩くマシンが日によって異なるので,ファイル共有したい.

主なやり方

  1. Atom|haroopad|cloud9IDE}で書く*1
  2. Git使ってmasterへpush
  3. 印刷環境でpullしてPandocで変換
  4. 印刷
  5. 提出

思いつく限り,これが僕の限界.

少し詳しく

項目3のPandocについて.
Pandocは

Pandoc ユーザーズガイド 日本語版 - Japanese Pandoc User's Association

$ pandoc -o [出力ファイル] [入力ファイル]  

で出来る.
wordファイルの生成も可能なので,電子データを提出する際も対応できるが,eps画像は変換出来ないので,予め別の画像ファイル形式でLaTexファイルを作成しておく必要がある.*2

課題

  • ChromeOSでは印刷が出来ない
    • これは仕様なので、印刷の際はコンビニへUSBメモリを持ち込むことで対応.
  • Gitlabへpushしたら,ビルドさせて,任意のファイル形式へ出力したい.
    • これは出来そうなので,時間があるときにスクリプトを書く.

*1:LaTexはここでコンパイル

*2:まだこの規模のレポートではeps形式の画像を使う程ではないので,僕はpngとかを埋め込んでいる.