Ubuntu20.04 LTSでFL Studio20を動かす

なにこれ

タイトルの通り
FL Studio バージョンは flstudio_win_20.8.3.2304にした.最新だったので.
実行にはWineを使う.
作成時のUbuntuで提供されているWineのstable版(v5.x.x)では起動に失敗するので,develop版(v6.x.x)を利用することで回避する.
今後6.0がStabになればこの辺は不要になるかも.

動作環境

$ cat /etc/lsb-release
DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=20.04
DISTRIB_CODENAME=focal
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 20.04.2 LTS"
$ uname -mr
5.11.0-25-generic x86_64

構築

1. gpg鍵登録とwineのインストール

既にStableが入ってる際は捨てとく*1

$ sudo apt remove wine-stable-*

wineのインストール

$ sudo add-apt-repository 'deb https://dl.winehq.org/wine-builds/ubuntu/ focal main' 
$ sudo dpkg --print-foreign-architectures | grep -q i386 && sudo dpkg --add-architecture i386
$ sudo apt install --install-recommends winehq-devel
$ wine --version
wine-6.15

2. FL Studioのダウンロード

これがなくては
www.image-line.com

3. FL Studioのインストール

$ wine Downloads/flstudio_win_20.8.3.2304.exe

インストーラ起動後は特に選択肢を変更することなく進めていった.

起動

検索のFLstudioからでも可能.
ダメな場合は以下コマンドを参考に起動できる*2

$ wine start /unix "$HOME/.wine/drive_c/Program Files/Image-Line/FL Studio 20/FL64.exe"

こんな感じになる

f:id:eraiza2580:20210831165032j:plain
ubuntuでの動作画面

起動しない場合はフォントが入ってない.wine-trickとかでよしなにする.

まとめとか

  • とりあえず起動はした
    • サンプルの楽曲も再生できた
  • ここではインストールまでなので,プラグインが機能しないなどは考えられる
  • ここでは体験版のインストールまでなので,実際に使う場合はレジストリキーの登録が必要になる

おわりに

wine遊びが久々だったので楽しかったです.*3

*1:これ正しいのか...?

*2:はず

*3:小並感